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【chabashira:チャバシラ】新商品「夏に飲みたいアイスティー用茶葉」近日発売のお知らせ

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静岡の日本茶ブランド【chabashira:チャバシラ】から新商品のお知らせです。

【chabashira】からこの夏、新たに「アイスティー用(冷茶)」の茶葉が発売されます。これまでは、夏にお楽しみいただけるお茶として、水出しシリーズの「水出し煎茶」や「水出しハーバルティー」をリリースしてきましたが、アイスティー用は初めてです。

ちなみに、アイスティーと水出しの違いを説明すると

・水出し(コールドブルー)=水で抽出する
 苦渋みを抑えた旨味や優しい味わいを楽しみたい

・アイスティー(冷茶)=お湯で抽出したあと急冷する
 苦渋みも旨味も香りも楽しみたい

になります。水出しと冷茶の分別は明確な決まりがないので、あくまでも【chabashira】での呼称です。

【chabashira】の水出し煎茶は、旨味を楽しむというよりも、さっぱりとした優しい味わいでゴクゴク飲める喉越しのいいお茶を意識して作っています。旨味を楽しみたい方は、ぜひ「浅蒸し煎茶」を水出しでお試しください。

 

●夏に飲みたいアイスティーのご紹介

【chabashira】が今年の夏、皆様に提案するアイスティーは「天竜強火(てんりゅうつよび)」です。

「天竜(てんりゅう)」は、静岡県浜松市の山間部にあるお茶の名産地で、「強火(つよび)」は火入れ(ひいれ:お茶業界でいう焙煎)のことです。要するに、天竜の茶葉を強く火入れしたお茶です。これがまぁ、美味しいんです!黄金色に輝く水色、こんがりと芳しい香り、キリっとした渋み。キーンと冷やしてゴクリと飲めば「あー、うまい。夏って最高!」となること間違いなしです(笑)。

【chabashira】がこのお茶をリリースしようと思ったきっかけは、今は無き静岡の名店「茶空間」でした。そこで飲んだ天竜のアイスティーが感動的な美味しさで、飲んだ後もずっとお茶の香りが余韻として残っていました。その後、天竜の「山と茶」というプロジェクトに参加したときに、静岡県天竜区春野町の「春野強火(はるのつよび)」というお茶に出会いました。ここでもやっぱり、このお茶の美味しさを再確認しました。

【chabashira】で扱っている「深蒸し煎茶」や「浅蒸し煎茶」は、強火ではなく、鮮度感を残した程よい火入れの茶葉を使っています。これは、お茶本来の個性を楽しんでもらいたいという思いからです。焙煎が強いと、火香(ひか)が目立ってしまうため、お茶本来の個性が少し薄れてしまいます(それも個性なのですが)。

このように、ホット用では程よい火入れのものを扱っていますが、今回の「天竜強火」のアイスティーは別です。天竜のお茶は、強く火入れしても芳ばしさの奥にしっかりと茶葉の香りが残ります。それをお湯で抽出したあとに急冷することで、芳ばしい香りがくっきりと輪郭を現し、キリっとした渋みが生まれ、格別なアイスティーになります。

こだわりは火入れ具合。火が入りすぎて「浅煎りほうじ茶」のようになってもダメ、逆に火香がつかないのもダメ。緑茶感を残しつつ芳ばしさを出す、緑茶とほうじ茶の中間くらいの絶妙な火入れ具合が重要です。

今回この重要な火入れをしてくれたのが、静岡の老舗製茶問屋の「鈴和商店さんです。こちらの要望に完璧に応え、見事にすばらしい仕事をしてくれました。ありがとうございます!(茶葉も鈴和さんから剪定させていただきました。)

長々と語りましたが、この夏は額に汗をにじませ「暑い暑い」と言いながら、このアイスティーを楽しんでほしいと思っています。ちなみにこの強火のお茶は、ひと昔前まではよく出回っていたそうですが、今では一部地域や店舗を除いては珍しくなったそうです。(【chabashira】がお手伝いした「TOKYO BENTO STAND」オリジナルのお茶「TOKYO GREEN TEA」はこれを元にしたコンセプトで作りました。)ぜひこの機会にお試しください!

●販売につきまして

こちらの商品は、8月8日(土)「葉っぱの日」にchabashira公式オンラインショップで販売を開始します。お楽しみお待ちください。

【アイスティー 天竜強火】
・価格:¥1,080(税込)
・内容量:リーフ60g
・賞味期限:2020年8月末(未開封)
・保存方法:高音多湿を避けた冷暗所で保管して、開封後は湿気に注意し早めにお飲みください。

それでは良いティーライフをお過ごしください!
Enjoy tea , Enjoy life

 

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